圧迫面接を乗り切るために知っておきたい“意図”と“事例”と“心構え”
圧迫面接で面接官が知りたいのは何?
圧迫面接と呼ばれる状況に出くわした時、そこをブラック企業であると、あるいは、その面接官は信頼できないと断じてしまうのは適切ではないのかもしれません。なぜなら、圧迫面接は意図的に行われている可能性があり、それへの反応や対応によって、人選しているケースが少なくないからです。
圧迫面接によって面接官が計り知ろうとしているのは、精神的ストレスにどれだけ耐えられるか、いわゆる「ストレス耐性」です。どれだけ機転を利かせることができるかを知ろうとする面接官もいるでしょう。
この意図を意識しながら面接対策を行わなければなりません。
圧迫面接の事例を紹介
圧迫面接というものがいまいちイメージできない人に、その事例をいくつか紹介します。
例えば、面接官が頬杖をついたりあくびをしたりなど。これによって応募者に興味がないことを示し、それでもふてくされずに質問に答えられるかをチェックしています。例えば、応募者の回答に対して否定の意見を述べる。これによって応募者の信念や思慮深さ、個性といったものを見極めようとしています。
女性の応募者に対しては、結婚や出産などに対して敢えて質問してくる面接官もいるでしょう。「セクハラだ」と思った時点で終わり。面接官の意図を汲み取ることができなかったことになるので、そんな時でも冷静に対処し、自分の考えを述べなければなりません。
圧迫する面接官も、その人の個性だと思うべし
どんな状況でも自分の考え方を崩さず、それによって、態度や話し方なども変えない。これが、圧迫面接への対策として持っておきたい心構えとなるでしょう。そうした心構えを崩さないためには、面接官の態度や口調、言葉などを、その人の個性と思ってしまうのがいいのかもしれません。
つまり、過剰に気にしないこと。どんな態度であろうが、それにいちいち反応するのではなく、聞かれたことに素直に答えるのが正解なのです。
嫌だとか嫌いとか、失礼だとか怖いとか、そうした感情を抱いた時点で冷静ではなくなります。そうなれば、ストレス耐性がないと判断されるでしょうし、機転も利かない状態となってしまうでしょう。そうならないよう、相手の個性を尊重し、それを受け止めるくらいの余裕を持った状態で面接に臨むべきなのかもしれません。
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